変わらずに変わっていく  B・ホーンズビー「Absolute Zero」

何回か言っていますが、B・ホーンスビーは一発屋のイメージがあります。 日本で言うと「愛は勝つ」のKANのイメージでしょうか。 ところが、ブルースはその後、Greatful Deadに加入したり、独自の路線を進み、およそパブリックイメージとは逆のノイズメーカー…

フジロック2019 寸評 裏ベストはブルースブッチャーズ

今年のフジロックは、初日に見たいアーティストが集中。 2日間にしようかと思ったら、大本命のキュアーが最終日ということで、3日間参加になったのもある。 キュアーは別格として、本命ベストはジャネール・モネイだったと思う渋さチビズや中村佳穂、オリ…

フジロック2019 寸評 きっぷが良い男 オリジナルラブ

思えば、渋谷系の三巨頭といえば、フリッパーズ、ピチカート、そして、オリジナルラブでした。 ただ、ニューウェイヴ、ネオアコの匂いを残すフリッパーズとピチカートに比べて、オリジナルラブはいち早くジャズやソウルの方へシフトしていました。 そのせい…

フジロック2019 寸評 一人じゃないって素敵なことね 七尾旅人 

七尾旅人のライヴは何度も見てるけれど、バンドは初めて。 山本達久も参加しており、バンドでの演奏はどうなんだろう?と期待半分、不安半分だったのは確かです。 何せ弾き語りの時の七尾旅人の自由奔放さは過激でもあり、それが魅力でもあるからこそ、バン…

フジロック2019寸評 憑依体質のイタコジャズw 中村佳穂

初日朝一、これだけヘヴンに人が集まっている光景に驚きました。 今年の夏フェスの台風の目。フェス参加頻度の高さが注目度を如実に表しています。 その魅力は正にライヴにあります。 第一印象は(いい意味ですよw)イタコ。とにかく音と戯れる姿が美しい。 …

フジロック2019 豪雨もなんのその、刺激的な3日間 総評

怒涛のように過ぎてしまいました、フジロック。 もちろんキュアーとの邂逅も嬉しかったし、渋さの片山さんに涙したり、意外?にもブルースブッチャーズの素晴らしいパフォーマンスに小躍りしたり、とにかく種々雑多、フジロックの醍醐味を満喫させてもらいま…

フジロック2019 誰がなんと言おうと、今年のヘッドライナーはキュアーなんですっ。

ここだけの話ですが、私キュアーの大ファンです。 「wish」リリース時にロバートが「解散する」などと言うもんでイギリスに飛んで行って、エディンバラ~マンチェスター~ロンドンと追っかけを敢行したくらいです。 ロンドンからキュアーのライヴ会場行きの…

パンチブラザーズ来日公演 やっぱり凄い!期待を裏切らない!なのに…

フジッロックよりも期待度が高かったパンチ兄弟の来日公演。 最終日1stセットに行って来ました! 冗談抜きで現行アメリカンミュージック最重要バンドの一つと言っても過言ではないバンドの再来日公演だけに会場の熱気も半端じゃありません。 もちろん、今回…

「新しいジャズ」に興味のある人もみんな集まれ〜 渋大祭

世間では「新しいジャズ」がもっぱら人気だけれど、おしゃれなジャズとは無縁の人気バンドといえば渋さ知らズが筆頭にあげられるかもしれません。 カマシ・ワシントンが好きだったら渋さをおすすめしたいし、ハイエイタス・カイヨーテが好きな人にも是非渋さ…

今日もどこかでクリス・シーリ、今日もどこかでマンドリ〜ン Snarky puppy編

その雑食性はいわずもがな、ワーカホリックな上に天才なクリス・シーリは神出鬼没と同時にパイセン、後輩関係なくクリスの蟻地獄に引き込まれてセッションさせられるのは、ここ数年の活動からも日常茶飯事です。 このスナーキー・パピーとの共演も珍しい映像…

「いだてん」はNHKでやるからこそロック! 国営放送を使って電気グルーヴへのエール(粋)

大河ドラマ「いだてん」の第20話の次回予告で、「いだてん、髪型w」ってナレーションが流れていました。 これは巧妙に隠された国営放送を利用したピエール瀧&石野卓球へのオマージュと考えるのが妥当ですねwなぜなら、この回の演出は大根仁w 確信犯としか思…

フジロック2019 日割りも発表、ぶっちゃけ1日目に固まり過ぎでしょうw

ついに日割りが発表されました。 大方出演アーティストは決まったということです。1日目のレッド、3日目のホワイトなどに穴がありますが、まあ大物が入ることはありませんw 誰もが思っているんじゃないでしょうか?初日に固まり過ぎだということをw 個人的…

懐底なし沼の才人  〜Paul Simonの底なし沼〜

ワールドミュージック系の方々へのちょっとした不信感があるとすれば、それは多様性を求めてWMへ傾倒していった筈が、いつの間にやらWM崇拝という狭い枠に固執するのが本末転倒のように見えるからかもしれません。 よりマニアックに音楽を求め、うるさ方にな…

中毒性が高いのはテクノ BGMにテクノ ジョン・ホプキンスの絶妙なテクノ具合〜

ジョン・ホプキンスはテクノ畑では五本指に入るお気に入りのアーティストです。 あのレイハラカミがとりつかれたように聞いていたという逸話を聞いて手をだし、そのままその魅力の虜になりました。 ドラムンベース系のアーティストやデトロイト系より分かり…

12年ぶりって… マリーザ・モンチ来日決定

あれから、もう12年も経ったのかあ… ストリングスの多様さ、舞台照明の美しさ。もちろんマリーザの妖艶な歌唱力も美しさもこみで素晴らしいステージだった来日公演から12年も経ったなんて… ブラジルの歌姫。 当時アドリアーナ・カルカニョットと共に聞きま…

大御所の握りっ屁 細野晴臣「Hochono House」

注意!!個人的には圧倒的に泰安洋行、はらいそシンパなので悪しからず。 なぜHochono Houseだったのか?というのも、細野さん的に何かしらの不満があったんじゃない?と思うくらいに「アルバムとしてとっ散らかっている?」印象が個人的にはあるので、「近…

賛否両論、興味津々、ノラの新作(平野ノラじゃないよ、ジョーンズだよw)

物議を醸し出すノラの新作。 熱心に追いかけている訳じゃないけど、これだけ賛否両論だとついつい野次馬根性が顔を出してしまい、聞いてみました。 個人的にはノラ嫌いじゃないです。何せギリアン姐ファンだし、「課外授業」はゲストも幅広く、セレクトも千…

フジロック2019 コーチェラ フェスはメディアか祝祭か?

コーチェラの配信を色々思いながら見てました。ちらちらと。 ここ数年で変わったのは、メンツですよね。とにかく、以前は「今年はこういう傾向なのね」といった所見が持てたものですが、正直さっぱり分からなくなったというか、知らないアーティストがどんど…

今日の掘り右衛門 Merry Clayton"Mary Clayton"

このジャケットだけで、どんぶり3杯はいけるでしょw アナログで奇跡の1000円で購入wこのジャケットはアナログ映えします。 そんなに少なくない音楽愛好家は、ストーンズの名曲「ギミー・シェルター」での彼女の歌声を聞いて、黒人音楽への思いを強くした人…

フジロック2019もいいけど、パンチもね!

ついに発表されたパンチブラザース来日公演! 今回は7/9〜7/124日間blue note東京で行われることが決まりました。パチパチ。 初来日公演ではステージに一本の集音マイクのみと言う驚きのセッティングながら、超絶技巧、驚異の音響でマニアも含め驚愕させた…

新札のデザイン〜ムーンライダース再評価に向けてw

全然、フジロックに関係ないですが…新札のデザインが発表されましたねw 渋沢栄一。セレクトとしては文句なしでしょう。功績を考えても。 ただ、デザインを見た時、「あれ?鈴木慶一?」と思ってしまいました。 とにかくムーンライダース好きなものでw 昨今ム…

平成最後の崇高なBL? 電気グルーヴの純粋な愛を歌うのが困難になった時代に奏でるツイッターでの愛の歌

「薬漬けにされて治るあてをなくし 痩せた体合わせどんな恋をしているの」(井上陽水 最後のニュース) なぜかこの二人が思い浮かんだ。 テレビで無節操に扱われる石野卓球のツイッターでのつぶやき。 これをファンは愛の言葉だと、電気グルーヴファンのくせ…

フジロック2019 出演アーティスト第三弾発表!

出ましたね、第三弾。 今回は予想通りの邦楽枠の本格的な発表といって良いでしょう。 なかなかなラインナップ&セレクトで正直嬉しいです。 あ、ちなみに今回はソウルフラワーと中村佳穂の2組を的中。 チームとしては、竹原ピストル、七尾旅人、思い出野郎A…

フジロック2019 こういうのが出ると妄想が膨らむだけ、膨らむ  Mercury Rev "Bobbie Gentry's The Delta Sweete Revisited"

友人から薦められて、ジャケットを見た瞬間に多分ヤバいやつだと感じましたw ジャケットも良いですねえ…惚れ惚れしちゃいます。 ノラ・ジョーンズとかルシンダ姐が参加しているとか、ボビー・ジェントリーってカントリー歌手のカヴァーだとか、情報の一つ一…

フジロック2019 今日はおあずけ、なので…ラムチョップの新作をw

今日はフジロック出演者第三弾発表があるかと思ったのですが、残念ながら追加発表はありませんでしたねw ということで、今日はラムチョップの新作をw 2016年の「Flotus」で新境地を開いたラムチョップが、3年ぶりの新作を出したんですよw日本ではひっそりし…

一度は行ってみたい国内フェス Circle

国内のフェスの中でも、そのラインナップのセレクトで光るものがあるのが、北海道のライジングサン、長野のりんご音楽祭、名古屋の森、道、市場、そして福岡のCircleが個人的には好みです。 今年のCircleは例年にも増して、自分好みで、ああ行きたいと正直思…

Bruce Hornsby&The Noisemakers REHAB REUNION

www.youtube.com どのくらいの音楽やバンドが時代の風化に耐えるのか? どのくらいの音楽や懐古趣味に堕することなく響き続けるのか? 考えたりすることありませんか? ビートルズとかニール・ヤングとか、ディランとか、時代の風化に耐えるのが誰の目にも明…

フジロック2019 参考資料 グラストンベリー

グラストンベリーの出演アーティストが発表になりました。 コーチェラなどに比べると、親しい名前が結構あってほっとしますね。 ヘッドライナーもフジと同じキュアーがw とにかくキュアーのフェスでの安定度は群を抜いていますね。80年代のバンドでありなが…

フジロック2019 電気グルーヴキャンセルについて思うこと

衝撃的だったピエール瀧逮捕から数日で、フジロック出演キャンセルが発表。 まだ4ヶ月あります。もしかしたら、苗場のクローズした空間であれば、電気グルーヴの勇姿を見ることができるんじゃないか?もちろん法的な処理を行った上で、ボランティアの一環と…

もしかしたら最も誤解されたままのアーティストかもしれない ブルース・スプリングスティーン

www.youtube.com スプリングスティーンと言うと「Born to run」を想像し、浜田省吾のようなバンダナ、Gジャン、Gパンに腕をまくったTシャツ。それにフリーウェイを疾走するバイクみたいなwそういうパブリックなイメージが殆どなんだと思う。(まあGパンって…