七尾旅人「エアプレーン」 この曲が想起させるもの。歌詞に潜むものを探る行為を

2000年代の超傑作「911ファンタジア」の象徴的な曲「エアプレーン」 この歌の歌詞はとても不思議だ。 アルバムの流れで聞くと、飛行機に乗っているのは誰か?その飛行機は何か?どこを飛んでいるのか? 911がタイトルなんでしょ、と高をくくると足元すくわれ…

七尾旅人「兵士A」を7月7日(七尾の日)にリリース!

「911ファンタジア」 2000年代の日本のロック?を語る上で、この作品は一つの金字塔になっているのは間違いないと思います。 個人的にはダントツで衝撃だったし、恐らく日本のロック史的にも時が経てば経つほどに「911」の存在は大きくなるでしょう。 それく…

Sarah Jarosz 21 世紀のアメリカーナを引っ張っていくミューズ

ブルーグラス界の吹石一恵ことサラ・ジャローズの新作が遂にリリースです。 待ちに待ったというか、最早カントリー界の期待の星、クリス・シーリーやサラ・ワトキンス、シエラ・ハルなどと共にアメリカーナを盛り上げる若きミューズの新作の登場です。 アメ…

fujirock 2016 在日ファンクが凄いのは?

待ちに待った人も多いに違いません。 在日ファンク、フジロック出演! お茶の間でもおなじみハマケン率いるファンクバンドですが、ハマケンだけじゃなく曲者ぞろいなのが、このバンドが人気を集める要因の一つです。 まずジェントル久保田。初めて在日を観た…

fujirockより熱い? その頂が我々には想像さえつかない パンチブラザース来日公演

夏を前にして、フジロックで盛り上がっている人も多いはず。 当然、苗場のあの場所で、あの雰囲気で過ごす至福の時間は、一度味わったら忘れられないものです。行った人じゃなきゃ分からない。 そんなフジロックが終わっても、楽しみがまた一つあるとしたら…

fujirock 2016 今年はサブステージも面白い! 

いよいよステージ割も発表されて、フジロック2016の全貌が見えてきました。 改めて見直してみると、なかなかのラインナップと喜ぶものもあれば、何だよ、ちょっとガッカリと思うところもあります。 何よりもWilcoのグリーンはガッカリ。がっつりホワイト…

凛としすぎてジャンル不明、決して揺らがないエイミー・マン

ここ日本では独自の人気や評価が海外アーティストには存在します。 日本だけで人気とか、海外では人気があるのに日本では意外な程人気がないなどです。 まあ独自の評価があって面白いし、だからこそチープトリックやクイーンのような逆輸入バンドが出るので…

タナカンファンなら狂喜 ミュージックマガジン最新号

プリンスロス状態の自分には、プリンス追悼特集で、ソラミミスト安斎肇と湯浅学の対談だけで感涙ものですが、ここへきてアメリカーナ特集とは嬉しい限りです。 リアノン・ギデンスの来日に合わせてのアメリカーナ特集。 特にリアノンのインタビューは嬉しい…

fujirock 2016 世界中にありきたりのラブソングを! コレクターズ

ポップソングってなんだろう? ポップはポピュラーの略。誰でも「いいなあ」と思うような普遍的なメロディ。 そんなポップソングがずいぶん少なくなったように思います。 言ってみればポール・マッカートニーの能天気で陽気な歌のようなもの。 そんなポップ…

fujirock 2016 これから発表してくれるんでしょぅw フィッシュマンズを、そして、それだけではなく。

あの時、日比谷の野音は極楽だった… 断言させてもらいます。 生涯のベストライヴの一つは、間違いなくフィッシュマンズ@野音です。 夕暮れ時の虫達が鳴き始め、空が茜色に染まり、時折クラクションや街の喧噪が聞こえ始めて、それがあらかじめ用意されたPA…

fujirock 2016 これから期待したい中堅の国内アーティスト、勝手な希望w 

そろそろ大枠も固まって、トリ、トリ前あたりは予想が付く感じになっていますね。 今年は、かなり期待出来るラインナップになっている!という声もよく聞きます。 個人的には、シガーロス、ウィルコ、スクエアプッシャー、カマシ・ワシントン、ロバート・グ…

fujirock 2016 プチ楽しみにしている妄想 第七弾出演アーティスト発表 

もう第七弾の出演者発表か、としみじみしている方も多い筈です。 フジロック開催まで、あと2ヶ月ちょっと。こうなるとあと何回かで、バタバタとアーティストが発表されてサプライズの比率も減っていきます。 今回で言えば、海外はトータス、国内のクロマニ…

Lucinda Williams /The Ghosts of Highway 20 ある境地、美しいギターアルバムより

ルシンダ・ウィリアム姐さん。 彼女はそんな呼び名が似合うくらいいなせで、ここ数作で更に渋みを加えてきました。 しかも、近年のルシンダ姐の作品は充実していて、前作から2年ぶりの新作ながら、前作「Down Where The Spirit Meets The Bone」に引き続き…

Chieftains / Voice of Ages アメリカーナの源泉を辿る、そして、まとめる

タナカン、アメリカーナ、なんでも良いですが、このジャンルの源泉の一つがアイリッシュトラッドです。 白人側のアイルランド、黒人側のアフリカを源泉とし、その大きな本流が一気に流れ込み合流したのがアメリカ大陸。そこに更に様々な国の音楽が混じり合っ…

大物の予感しかしない Sarah Jarosz / Song Up In Her Head

タナカンシーン(私の勝手な妄想w)で、今一番ホットなアーティストはサラ・ジャローズだ。 女帝エミルー・ハリス、そして、その後を受けるギリアン姐、ロックサイドからのアプローチをするルシンダ・ウィリアムス姐と確実に世代による名シンガーを生み出し…

Justin Townes Earle / The Good Life

情報過多は情報不足と紙一重。 ただでさえ情報が入りにくくなった感のある洋楽シーンにおいて、オルタナカントリー系のアーティストの情報なんて、ほんとネットで手探りで探すしかありません。 かねがね気にしていたジャスティン・タウンズ・アールだって、N…

fujirock 2016 3日目のヘヴンはこれで決まりだ!(のはず)

菊地成孔率いるDCPRGが3日目にエントリーされたら、もう流れは決まっているようなものなんじゃないだろうか。 DCPRG→カマシ・ワシントン→ロバート・グラスパー 本来ならオレンジでこの流れがあっただろうけど、今年はヘヴンでこの流れを作ってくれなきゃ、…

Buddy Miller / CAYAMO sessions at sea

Budd オルタナカントリーが面白過ぎる!と言い続けて数年になりますが、未だもって日本ではカントリーと言えば「ヒーハー!チャンチャンチャン、テケテケ」と言った、能天気で楽しげなアメリカ西部のカウボーイのBGMとしか認識されていないようです。 飽くま…

Rufus Wainwright / Take All My Loves

ルーファスが新作を4/22にリリース。 このジャケット、最早別次元というしかありませんねw

フジロック 2016 このアーティストの出演希望

フジロックにアイドル系が出るとしたら、誰が出るのか? ここ数年のフジロックファンの一つの期待の入り交じった疑問だったと思います。 Bis階段あたりは、リアリティがあったし、ももクロやパフュームあたりは、人気実力?共に相当近いところにいたんじゃな…

ジョン・ハイアット 元々若さなんてなかったからw

ジョン・ハイアットの現状最新作「Termsof My Surrender」をアナログで購入。 相変わらず、でも聴けば聴く程に味わい深い。まあ、これも相変わらずだけどw。 ここ数年で更に渋みが増し、変わらずに変わり続けているといった印象です。 こういった良質なアメ…

fujirock 2016 出演者予想というより希望アーティスト もう大物じゃなくて良い!

第五弾出演アーティスト発表で、ウィルコがアナウンスされて、大きな満足感を感じた今となっては、最早大物アーティストの発表は要らない!とさえ思ってしまった。 何度も言うが、各会場のヘッドライナーが幾ら豪華でも一つしか見れないんです。 だったら、…

フジロック 2016 ウィルコかトゥイーディか?どっちなんだ?

www.youtube.com 先ずは聴けば良い。 ウィルコを語るのは野暮ってところもあるし。 とにかく良いメロディとジェフの今にも泣きそうな歌声で、なんでも許せちゃう… ほぼ欠点の見当たらないパーフェクトなバンド、ウィルコの魅力を語るなんて、やっぱり野暮だ…

クリス・シーリー『How to Grow a Woman from the Ground』

2006年に発表した5枚目のソロ・アルバム『How to Grow a Woman from the Ground』 この作品で集まったメンバーが母体となってパンチブラザーズが出来たとあれば、実質1stアルバムといっても良いかも。 何よりブルーグラス界のジュード・ロウ、奇才、天才、…

フェルナンド・シルヴァ “Miro por la ventana”

もし、ジョニ・ミッチェルの「Shine」が作品としてでなく、音がたまらなく好きだという人や、フィッシュマンズの浮遊感がたまらないという人がいれば、私は、この作品をお薦めしたいといつも思う。(果たして何人いるのかw) 2002年にリリースされ、カルロス…

祝!パンチブラザース 来日

遂にパンチが来日! 結構タナカンのブームはキテルんじゃないか?と本気で思う今日この頃。 とにかく天才にしてワーカホリック、そして溢れる才能をダダ漏れさせまくっているクリス・シーリーが日本で少しでも話題になるのは嬉しい限り。 先ずは一般にも受け…

フジロックに来たら卒倒ものw 余りにも器用貧乏Patty Griffin

オルタナカントリーシーンでは、重要人物の一人パティ・グリフィン。 ソングライティングは女帝エミルー・ハリスからもお墨付き。タナカンシーンのベテラン勢からロバート・プラントまで、彼女のコーラスや歌唱力に全幅の信頼を置き、サポートすること数知れ…

拝啓、ディラン様

この歌は、ほんとに良いですね。 2014年、T・ボーン・バーネット、コステロ、マーカス・マムフォード、リアノン・ギデンスなどが集まったプロジェクトの一曲。 オルタナカントリーが充実している事が見てとれるPVだと思う。 マーカスの歌が最高に良いし、演…

Fujirock'16 ヘッドライナーは3つしか見れないのだ 妄想ヘヴンタイムテーブル

2016年のフジロック、出演者発表は、久々にワクワクする発表だった。 ロバート・グラスパーにカマシ・ワシントン、シガーロスにスクエアプッシャーと、見たいメンツが並び、レッチリやクーラシェイカー、ベン・ハーパーとお馴染みのメンツが並ぶ。かなり良い…

フジロック 2016 今年の台風の目の一つはスクエアプッシャー?

www.youtube.com フジロック第二弾が発表され、ベックやレッチリの話題が盛んですが、今までの出演者の中で個人的に注目は、なにげにスクエアプッシャーだったりする。 実はスクエアプッシャーはかなり新世代ジャズアーティストからのリスペクトがある。D・…