fujirock 2016 総括その1 カマシがカマシてくれた!

終わってしまいました、フジロック。 この時期はやっぱり「誰がベストアクト?」でしょう。 今年のフジロックに関して言えば、即答です。 カマシ・ワシントン! カマシがカマシてくれた!この一言に尽きるんです。個人的には。 3日目、雨がパラつき、怪しい…

誰もが誤解したり、誤解されたり ポール・サイモン

ポール・サイモン?フォーク歌手でしょ。 サウンド・オブ・サイレンスだったり明日に架ける橋だったり、ああ、スカボローフェアなんかもそうだよねw ポール・サイモンのイメージはあらかたこんな感じではないでしょうか? せいぜいソロを聴いていても、ステ…

あなたの泣き顔に 栄光 七尾旅人/兵士A

今更言うことでもないけど、七尾旅人は炭鉱のカナリアのような感性を持っています。 時代に寄り添い続けるイタコのような存在なのでしょう。 「兵士A」 このタイトルを聞いた時、素直に「凄いなあ」と思いましたね。 何か色々な時代の空気の断片が凝縮された…

HMVがAmazonに一生かかっても勝てないワケ

ご多分に漏れず音楽愛好家としてはAmazonをフル活用している。 レコード屋を回るより、値段の比較をしたり、目当てのレコードを探したりするのに時間と労力と価格でメリット大だからだ。 ネット販売で探すとなるとAmazonにどうしてもなってしまうのは、レビ…

もう、この天才少女から目が離せない!サラ・ジャローズ

最新作「アンダーカレント」も激賞され、益々注目を集めるサラ嬢。 ローリングストーン誌が「天才」と認めたのには、彼女の音楽的才能だけでなく、テクニック、歌唱力、表現力全てにおいて群を抜いているからとしか思えない。 ブルーグラス界のノラ・ジョー…

fujirock 2016 かっこいい初めて聴くよなナンバー〜電気グルーヴ

フジロック2016、ようやくタイムテーブルが発表されました。 どのように動くかは、後日ここで発表するにして(誰も待ってないけどw)、改めて思うのは電気グルーヴのクロージングが思った以上に効いているということに尽きます。 よもやの電気グルーヴクロー…

sarah jarosz / song up in her headを改めて聞いてみた

www.youtube.com サラ・ジャローズの1stアルバム「Song Up In Her Head」は、タイトル曲で幕を開けます。 言ってみれば、ご挨拶。そして、今まで大事に温めてきた自身の世界観や音楽観を満を持して披露する場でもあります。 1stアルバムの幕開けの曲は、彼…

fujirock 2016 今年の夏、最も静かなヘッドライナー sigur ros

「孤独とは一人の時ではなく、大勢の人に囲まれている時に感じるものだ。」 とある人の言葉です。 sigur rosの音を聞いていると、この言葉を静謐に変えると、偶然ではありますが、ピッタリ当てはまるように思えてきます。 「静謐とは一人の時ではなく、大勢…

fujirock 2016 電気グルーヴのクロージングが待ち遠しい!

電気グルーヴがクロージング。 当初、ヘッドライナーを当てはめて考えるとウィルコがクロージングもある?と密かに期待していたが、蓋を開けてみたら電気グルーヴだった。 ウィルコにはガッツリやってもらいたかったが、電気がクロージングなら文句なしと言…

fujirock 2016 神様お願いです。一度で良いので苗場で見せて下さい。

ポーティスヘッドがABBAのカヴァーを公開。 独特な世界観は健在。 薄暗い苗場のステージで、これが見れたらどれだけ幻想的か。 本当に一度で良いから苗場で観たいものです。 www.youtube.com www.youtube.com

fujirock 2016 そろそろ2日目の「and more」が気になったりしてないかい? 

そろそろ2日目の「and more」が気になり始めませんか? ほぼ出演者が発表になり、グリーンも横並びにアーティストが並んでいるにも関わらずの「and more」 これを妄想を肥大化させても大概当ては外れるものですが、今年は20周年ですよ!スペシャルなサプ…

七尾旅人「エアプレーン」 この曲が想起させるもの。歌詞に潜むものを探る行為を

2000年代の超傑作「911ファンタジア」の象徴的な曲「エアプレーン」 この歌の歌詞はとても不思議だ。 アルバムの流れで聞くと、飛行機に乗っているのは誰か?その飛行機は何か?どこを飛んでいるのか? 911がタイトルなんでしょ、と高をくくると足元すくわれ…

七尾旅人「兵士A」を7月7日(七尾の日)にリリース!

「911ファンタジア」 2000年代の日本のロック?を語る上で、この作品は一つの金字塔になっているのは間違いないと思います。 個人的にはダントツで衝撃だったし、恐らく日本のロック史的にも時が経てば経つほどに「911」の存在は大きくなるでしょう。 それく…

Sarah Jarosz 21 世紀のアメリカーナを引っ張っていくミューズ

ブルーグラス界の吹石一恵ことサラ・ジャローズの新作が遂にリリースです。 待ちに待ったというか、最早カントリー界の期待の星、クリス・シーリーやサラ・ワトキンス、シエラ・ハルなどと共にアメリカーナを盛り上げる若きミューズの新作の登場です。 アメ…

fujirock 2016 在日ファンクが凄いのは?

待ちに待った人も多いに違いません。 在日ファンク、フジロック出演! お茶の間でもおなじみハマケン率いるファンクバンドですが、ハマケンだけじゃなく曲者ぞろいなのが、このバンドが人気を集める要因の一つです。 まずジェントル久保田。初めて在日を観た…

fujirockより熱い? その頂が我々には想像さえつかない パンチブラザース来日公演

夏を前にして、フジロックで盛り上がっている人も多いはず。 当然、苗場のあの場所で、あの雰囲気で過ごす至福の時間は、一度味わったら忘れられないものです。行った人じゃなきゃ分からない。 そんなフジロックが終わっても、楽しみがまた一つあるとしたら…

fujirock 2016 今年はサブステージも面白い! 

いよいよステージ割も発表されて、フジロック2016の全貌が見えてきました。 改めて見直してみると、なかなかのラインナップと喜ぶものもあれば、何だよ、ちょっとガッカリと思うところもあります。 何よりもWilcoのグリーンはガッカリ。がっつりホワイト…

凛としすぎてジャンル不明、決して揺らがないエイミー・マン

ここ日本では独自の人気や評価が海外アーティストには存在します。 日本だけで人気とか、海外では人気があるのに日本では意外な程人気がないなどです。 まあ独自の評価があって面白いし、だからこそチープトリックやクイーンのような逆輸入バンドが出るので…

タナカンファンなら狂喜 ミュージックマガジン最新号

プリンスロス状態の自分には、プリンス追悼特集で、ソラミミスト安斎肇と湯浅学の対談だけで感涙ものですが、ここへきてアメリカーナ特集とは嬉しい限りです。 リアノン・ギデンスの来日に合わせてのアメリカーナ特集。 特にリアノンのインタビューは嬉しい…

fujirock 2016 世界中にありきたりのラブソングを! コレクターズ

ポップソングってなんだろう? ポップはポピュラーの略。誰でも「いいなあ」と思うような普遍的なメロディ。 そんなポップソングがずいぶん少なくなったように思います。 言ってみればポール・マッカートニーの能天気で陽気な歌のようなもの。 そんなポップ…

fujirock 2016 これから発表してくれるんでしょぅw フィッシュマンズを、そして、それだけではなく。

あの時、日比谷の野音は極楽だった… 断言させてもらいます。 生涯のベストライヴの一つは、間違いなくフィッシュマンズ@野音です。 夕暮れ時の虫達が鳴き始め、空が茜色に染まり、時折クラクションや街の喧噪が聞こえ始めて、それがあらかじめ用意されたPA…

fujirock 2016 これから期待したい中堅の国内アーティスト、勝手な希望w 

そろそろ大枠も固まって、トリ、トリ前あたりは予想が付く感じになっていますね。 今年は、かなり期待出来るラインナップになっている!という声もよく聞きます。 個人的には、シガーロス、ウィルコ、スクエアプッシャー、カマシ・ワシントン、ロバート・グ…

fujirock 2016 プチ楽しみにしている妄想 第七弾出演アーティスト発表 

もう第七弾の出演者発表か、としみじみしている方も多い筈です。 フジロック開催まで、あと2ヶ月ちょっと。こうなるとあと何回かで、バタバタとアーティストが発表されてサプライズの比率も減っていきます。 今回で言えば、海外はトータス、国内のクロマニ…

Lucinda Williams /The Ghosts of Highway 20 ある境地、美しいギターアルバムより

ルシンダ・ウィリアム姐さん。 彼女はそんな呼び名が似合うくらいいなせで、ここ数作で更に渋みを加えてきました。 しかも、近年のルシンダ姐の作品は充実していて、前作から2年ぶりの新作ながら、前作「Down Where The Spirit Meets The Bone」に引き続き…

Chieftains / Voice of Ages アメリカーナの源泉を辿る、そして、まとめる

タナカン、アメリカーナ、なんでも良いですが、このジャンルの源泉の一つがアイリッシュトラッドです。 白人側のアイルランド、黒人側のアフリカを源泉とし、その大きな本流が一気に流れ込み合流したのがアメリカ大陸。そこに更に様々な国の音楽が混じり合っ…

大物の予感しかしない Sarah Jarosz / Song Up In Her Head

タナカンシーン(私の勝手な妄想w)で、今一番ホットなアーティストはサラ・ジャローズだ。 女帝エミルー・ハリス、そして、その後を受けるギリアン姐、ロックサイドからのアプローチをするルシンダ・ウィリアムス姐と確実に世代による名シンガーを生み出し…

Justin Townes Earle / The Good Life

情報過多は情報不足と紙一重。 ただでさえ情報が入りにくくなった感のある洋楽シーンにおいて、オルタナカントリー系のアーティストの情報なんて、ほんとネットで手探りで探すしかありません。 かねがね気にしていたジャスティン・タウンズ・アールだって、N…

fujirock 2016 3日目のヘヴンはこれで決まりだ!(のはず)

菊地成孔率いるDCPRGが3日目にエントリーされたら、もう流れは決まっているようなものなんじゃないだろうか。 DCPRG→カマシ・ワシントン→ロバート・グラスパー 本来ならオレンジでこの流れがあっただろうけど、今年はヘヴンでこの流れを作ってくれなきゃ、…

Buddy Miller / CAYAMO sessions at sea

Budd オルタナカントリーが面白過ぎる!と言い続けて数年になりますが、未だもって日本ではカントリーと言えば「ヒーハー!チャンチャンチャン、テケテケ」と言った、能天気で楽しげなアメリカ西部のカウボーイのBGMとしか認識されていないようです。 飽くま…

Rufus Wainwright / Take All My Loves

ルーファスが新作を4/22にリリース。 このジャケット、最早別次元というしかありませんねw