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fujirock 2016 今年の夏、最も静かなヘッドライナー sigur ros

フジロック

「孤独とは一人の時ではなく、大勢の人に囲まれている時に感じるものだ。」

とある人の言葉です。

sigur rosの音を聞いていると、この言葉を静謐に変えると、偶然ではありますが、ピッタリ当てはまるように思えてきます。

 

「静謐とは一人の時ではなく、大勢の人に囲まれている時に感じるものだ。」

 

シガーロスの音に静謐を感じるのはなぜだろう?

それなりの爆音を鳴らしているのに、静謐さを感じるのは100%矛盾しているのではないでしょうか?

 

とはいえ、シガーロスにある種の荘厳さや静謐さを感じる人も多いでしょう。

ましてや、今回はジェイムス・ブレイクからシガーロスという流れです。

クライマックスを迎えるグリーンは、異様な静けさを感じる空間になってもおかしくありません。

ジェイムス・ブレイクは初出演の際、ホワイトのトリを務め、一種異様な音空間を出現させました。

ホワイトでも指折りの音響の良さもあって、低音がビシビシ体に突き刺さるようでもあり、野外と言うのを忘れてしまいそうな内省的なライヴだったのを覚えています。

個人的な印象としてはネオアコのダブバージョンのような、そんな美しくも一種ゆがんだ空間で圧巻の一言に尽きました。

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新作は未聴とはいえ、その流れからのシガーロス

この流れは、グリーンのあの大きな空間をどのように空気に染め上げるのか、ちょっと興味があります。

最新(今年の6月)スペインのフェスの映像を見てみましょう。

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「festival」でさえ、ちょっとヘヴィな展開になっています。

かなりアグレッシヴでヘヴィな印象で、盛り上がるでしょうが、この攻めがフェスの場でどう作用するか、いささか不安を感じてしまいそうです。低音がビシビシ効いてますしw。

シガーロスにしてはヘヴィなサウンドにシフトしているのが分かります。

2013年の「kveikur」と同一線上にある路線でしょうか?

この流れだとフェスにしては、かなり重い空気が立ち込める可能性もありますねw

 

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個人的には、もう何度見たか分からないこのライヴ映像のようなシガーロスを期待してましたが、今回のツアーでこのようなピースフルな展開は望めないようですw

ヨンシーは、現時点でビジュアル、サウンド、世界観で言えば指折りのアーティストだけに、いつまでも同じ地点に居座るようなアーティストではないのは承知の上。

彼がどんな新しいサウンドビジョンを見せてくれるか、楽しみにして損はない筈です。

さてさて、どのような姿を見せてくれるか楽しみです。