(日本では)超無名、それでも光り輝く butterfly child
海外では人気があるのに、日本では全く…ていうアーティストを好きになるのは多いけど、このジョー・キャシディーことバタフライ・チャイルドは、海外でも残念ながら知名度が相当低いらしいw
元々1990年代に活動していましたが、その後活動を休止。そのまま消えたと思われていたのが、なぜか21世紀もしっくりし始めた2015年頃に奇跡の復帰を果たしましたw
この作品は活動休止前の1995年リリース「the honeymoon suite」
これが今聞いても全然色褪せてません。
サイケ色もあるが、全体的にドリーミーポップというのがふさわしいでしょう。
B・ウィルソンやバーパンク、90年代のブリットポップetc
今聴くとプレファブスプラウトに近いものを感じたりもします。
内省的なストレンジポップの色合いもありますが、様々なポップソングのスタイルを網羅しているため、聴く人によっては統一感がないと言われそうでもありますw
ただ、この雑食性とセンス抜群のメロディラインやサウンドプロダクションは埋もれたままにしておくのはもったいない。
ネオアコの爽快さを感じさせる「Gohst on the shoulder」、かなりディープなサイケ「Deep South」、ドラマチックな幕切れを演出する「I Shall Hear In Heaven」
もっと多くの人に聴いてもらいたいアーティストです。