今日の掘り右衛門 Merry Clayton"Mary Clayton"
このジャケットだけで、どんぶり3杯はいけるでしょw
アナログで奇跡の1000円で購入wこのジャケットはアナログ映えします。
そんなに少なくない音楽愛好家は、ストーンズの名曲「ギミー・シェルター」での彼女の歌声を聞いて、黒人音楽への思いを強くした人がいるでしょう。
メリー・クレイトン。名前はあまり知られていないかもしれませんが、彼女の声を強く記憶に刻んでいる人は相当いるはずです。実弟は愛すべきリトルフィートのPerサム・クレイトンです。
そして、ギミーでのあの歌声が聞こえてきそうなジャケットじゃないですか?もう、このジャケットだけで買いですよ。個人的にはw
もちろん内容もバッチリ。期待した歌声、アレンジを聞かせてくれます。
ゲストにディヴィッド・T・ウォーカー、キャロル・キング。プロデュースはB・プレストンと、60年代のソウルやフォーク、ロックの橋渡しとして活躍した彼女の存在を象徴するようなメンツと演奏。
ドロドロとした南部ソウルの香りを濃厚に漂わせつつ、あくまでも白人層を視野に入れた洗練さを併せ持ったアルバムで、C・キングやJ・テーラー、N・ヤングのカヴァーを絶妙に披露しています。
分かりやすくも正統派。ブルーアイドソウル的な分かりやすさをソウル寄りに。
これが久しく埋もれていたのは謎と言うしかありませんね。
とにもかくにも、このジャケット。リビングに気合い用に一枚あってもいいですよw