nora jonesを侮ってはいけない Mercury Rev"Delta Sweete Revisited"
マーキュリー・レヴの最新作は、女性カントリー・シンガー、ボビー・ジェントリーの1968年のアルバム『ザ・デルタ・スウィート』を独自に解釈した作品で、オープニングを飾るノラ・ジョーンズの曲が泥臭格好よくて、一発ノックアウトでしたw
ここだけの話ですが、ノラ・ジョーンズって、相当好きなんですw
どうしても「ドノワイ」の人のイメージが強いし、ジャズファンがちょっとルックス込みで執着している女性シンガーでしょ、などと思ってしまいがちですが、人気、実力、アグレッシヴさを兼ね備えた音楽史に残るアーティストなんじゃないかと思ってるんです。
何せソロ以外の活動でも、リトルウィリーズって「ウィリー・ネルソンの子供達」って意味だし、「課外活動(邦題)」では、ギリアン姐の曲をカヴァーしたり、デイヴ・グロールとボサノヴァをカヴァーしてたり、とにかく幅が広い。
むしろソロより課外活動の方が好きなくらいで、密かにアメリカーナの一員と思って、感情移入するくらいに好きなのです。
その彼女のオープニング曲が素晴らしい。ドスが効いていて貫禄十分。
デルタの持つイメージ、土臭さや砂埃、ざらついた空気やドロドロとした情念みたいな安直なイメージwを具現化しているという意味で素晴らしいんです。
しかも、この作品が素晴らしいのは毎曲で招いているゲストシンガーの人選がいちいち素晴らしいマジー・スターのホープ・サンドヴァル、人気急上昇中のSSWフィービー・ブリジャーズ、スロウダイヴのレイチェル・ゴスウェル、ラストを飾るのは我らがルシンダ姐w
この人選はマーキュリーレヴが、いわゆるアメリカーナシーンに注目していることを証明している上に、的確なセレクトをしているのが嬉しくなります。
実際、このアルバム発表後に彼らはHardly Strictly Music Fesというカントリー、ブルーグラスのフェスにベス・オートンと共に参加しており、彼らが何を視野に入れてアルバムを作ったかがよく分かるのです
実際、このアルバムは素晴らしいwクリス・シーリやB・メルドー、ギリアン姐やルシンダ姐、そしてノンサッチなどが紡ぎ出してきたアメリカーナシーンの活発なムーヴメントが結実した豊かな果実の一つ。と、大げさだけど言いたい気分です。
米がラップやR&Bばかりになるのも面白くない。白人文化が対抗文化として頑張ってくれることは、とても重要だと思っていて、このアルバムはそういう役割を果たせる重要作の一つだと思っています。
もっと注目されても良いと思うのですが、なかなかそうはいきません…残念
ついでをいうとアナログ映えするだろうと思って、アナログを購入しましたが、そこまでではありませんでした。低音部の広がりが少ないからかもしれないのですが、期待したほどにアナログのメリットを感じませんでした。
とはいえ、この作品は傑作です。是非聴いてみていただきたい一枚ですw
https://www.youtube.com/watch?v=eTOI4qhp3o0&feature=emb_rel_pause
ルシンダ・ウィリアムスの厚み world without tears
先日、ネットで偶然ルシンダ姐の「world without tears」のアナログを発見して、即購入しました。よもやのアナログゲットw日本に入ってきていたこと自体が奇跡のようw
まさかアナログが入手出来るとは思ってもいなかったので、柄にもなく相当喜んでしまいまい、結構浮かれてしまいましたw
個人的にコステロやジョン・ハイアットなど、「この人が歌えば大抵聞き入ってしまう」、そういう特別なアーティストの一人です。
日本では殆ど語られることのないアーティストですが、ここ十数年、ルシンダ姐の充実っぷりは目を見張るものがあります。
スティーヴ・アールやグレッグ・リーズ、ビル・フリーゼルなど腕ききのギタリストを従えて、堂々たる作品を世に放ち続けています。
この人はカントリーと言うにはロック寄りだったり、演奏自体が結構一筋縄ではいかず、両親の影響もあってかジャズなどにも通じる自由さがあります。
そのせいかジャンルレスなところが結構あって、それが逆に一見さんお断りのような変な敷居の高さを作っているようにも思えます。
彼女の代表作は間違いなく1998年にリリースされた「Car Wheel on a Gravel Road」になると思います。
それまでデビューからパッとせず、レコード会社を転々とし、なぜかイギリスのラフトレードからアルバムを出すなど不遇の時期を過ごしています。
そんな彼女の出世作にして不朽の名作。ブルースやソウル、ロック、カントリー、アメリカの様々なジャンルの音楽がごちゃまぜになりつつ、円熟味を帯びた楽曲が並びます。
この時期のルシンダ姐の作品は、シンプルな4ピース編成なのに実に饒舌で感情豊かな演奏が聞けて、何を歌っても凄みのある充実した時期だったと思います。
その「Car Wheels~」の後、「Essence」を挟んでリリースされたのが本作で、「Car Wheel~」に比べると地味ではありますが、ルシンダ姐の絶頂期ならではの若くして滲み出ていた渋みがじわじわ効いてくる名作。
個人的には彼女のファンになったのは、このアルバムだったのでした。
夜中にじっくり聞けば涙の一つでもこぼれ落ちそうな丁寧に紡がれた歌の数々。ルシンダ姐らしいハスキーヴォイスでブルースばりの哀愁を堪能できます。
アナログの音が、これまた素晴らしく、lost highwayというと案外アナログは雑といった印象が強いのですが、この作品の音は十分エロいw肉厚な音が詰まっています。
ギターの音やルシンダ姐の声が艶っぽく響く良い出来のアナログで、CDにはない臨場感が堪能できます。
「Ventura」や「Those Three Days」などカントリーらしい楽曲も良いし、ちょっとワルツが入ったような「Over Time」などルシンダ姐にしては毛色が違う作品やファズギターが暴れまくる「Atonement」など聞き応えも十分です。
この後、ルシンダ姐は「ライヴ・アット・フィルモア」「ウェスト」「リトルハニー」とロックとカントリーの間を威風堂々と闊歩する快作を連発します。
まずはこのアルバムをじっくり聞きながら、最新作「Good Souls Better Angels」を楽しみに待とうなどと思っています。
バンクシーとは? Massive Attackファンから遠く離れて
今回は音楽の話ではありませんw
アメリカーナ!ギリアン!パンチブラザース!といつもわめいていますが、実はマッシヴアタックのファンでもありまして、フジロックのベストアクトベスト3にマッシヴは入ると公言しています。
そのマッシヴアタックの3Dではないか?と噂されるバンクシーのカタログというか、密着写真集というか、なんかそんな風なものが発売になります。
発売を知って、定価1万2000円!なんと税別!という値段にも躊躇いました。
人生史上、もっとも高値の本はB・デイヴィットソンの写真集(約3万)ですが、それに次ぐ値段となると悩みます。そういう小市民ですw
色々考えました。ただ、バンクシーをアーティストと考えるか、それとも策士と考えるか?パフォーマーと考えるか?マッシヴのメンバーと考えるかw?
いやいや、何よりバンクシーは「現象」なんじゃないか?と思ったのです。
バンクシーの作品を視察した小池百合子都知事は、すでにバンクシーの作品のモチーフに取り込まれたし、例のオークションの会場にいたいけ好かないセレヴアートディーラー達もバンクシーの作品に取り込まれたんだと思います。
バンクシーの作品がどこかで発見される度に、多く人がバンクシーに巻き込まれていく。しかも、ちょっと間抜けだったり、ちょっと被害者だったり、とにかくユーモアとアイロニックを武器にする「バンクシー」に取り込まれているように見えるのです。僕にはw
で、バンクシーの「現象」に少しでも参加したいと思っているなら、この写真集を買うこともバンクシー現象にちょっとでも参加するチケットみたいなものなんじゃないか?と思ったのですw
ならば、私は買いたいw参加したいw
マッシヴのライヴのチケットだって、これくらいするんだからモノとして所有できる分だけ安いくらいなんじゃないか?と思いました。
しかも!今回の発売で予約をすると、抽選で一名様にバンクシーの作品10ポンド紙幣がプレゼントとあります。
これ購入者がどれくらいなのか(全世界限定2万部となっているけどw疑わしいw)知りませんが、当たれば結構な利益になるんじゃないか?と。これって宝くじより確率的には高いはず。そう考えるなら更に安いw!
芸術を金ではかるなんてあさましい!と思うかもしれませんが、バンクシーの場合、それも一つのバンクシーwというか、その芸術作品を金で換算すること自体が、バンクシーチックな行為(パフォーマンス)と言えなくもないw
目ん玉をドルマークや円マークにするのもバンクシー現象と言ってもいい…いいじゃないかw!と結論に至り、ポチッとしてみましたw
いや、この思考過程もバンクシーっぽくて楽しかったし、買う前から楽しませてもらっています。
コロナ騒ぎで陰鬱とする昨今、バンクシーの本ですでに2〜3時間ほど楽しませてもらっちゃいました。
いや、考えれば考えるほど、バンクシー的な楽しみを満喫できるような気がします。
買って、「チェッ、買うんじゃなかった」とうっかり思った時も、バンクシーに踊らされる俺というバンクシーの作品になった気分になれるし、抽選に外れてしまって「損した!」とイラつく自分もバンクシー的だし、プレミアつくかなあwなんてあさましく考えるのもバンクシーだと思う。
そう生活の中にバンクシーが降臨すると思えば、案外安いのかもしれないw
いっそのことうちの実家にバンクシーがペイントしてくんないかなあ…なんて無想することもあったりするくらいだから(日本の深刻な社会問題にも直結しているし)、まあ日々バンクシーになって、これから少しの間楽しませてもらおうと思うのです。
フジロック2020 出演アーティスト発表! 順調に8組的中wまずまずですかねw
グリーン
A 電気グルーヴ、エルトン・ジョン、King Gnu、東京事変、Lizzo
B Rage Against Machine、Coldplay、Taylor the Creator、Tame Impara、Chance the Rapper
C Beck、Tool、Foo Fighters、Pearl Jam、Lana Del Ray
ホワイト
A FKA Twigs、Foals、Floating Points、Iggy Pop、Britany Howard
B David Byrne、Battles、Big Thief、筋肉少女帯、人間椅子
C Strokes、Number Girl、Idles、Stereo Lab、坂本慎太郎
レッド
A Chai、Snail Mail、ジャミラ・ウッズ、Creepy Nuts、ライムスター
B Rex Orange County、Mura-Masa、サンダーキャット、Sufjan Stevens、Crk/Rcks
C シャロン・ヴァン・エッテン、田我流、King Krule、ゆるふわギャング、
ヘヴン
A イ・ラン、元ちとせ、Haim、Jagatara、カーネーション
B 細野晴臣、Answer to remember、Mel-Raw、曽我部恵一、ステレオチャンプ
C OOIOO、幾何学模様、Bad Bad Not Good、東京スカパラダイスオーケストラ
苗場食堂他
A パソコン音楽倶楽部、Whitest Boys Alive、アナーキー(バンド)、
チャランポランタン、Charlie XCX
B コトリンゴ、青葉市子、フランク・オーシャン、Begin、テイラー・スウィフト
C T字路’s、Wilco、切腹ピストルズ、Red Hot Chilli Peppars、佐野元春
第二弾発表でのサプライズは電気と清志郎のヘッドライナーとレイジがなかった!の二つではないでしょうかw?
正直レイジの出演は硬いのでは?と思っていただけにビックリです。
もしかしたらコーチェラを前に他での出演はちょっと困る的なアーティスト側の事情があったのかもしれませんねえ…とはいえ、今回も順当に出演アーティストを的中させています。例年よりも好調と言っても良いかもしれません。
しかしながら、当たると言うことはサプライズが少ないと言うことにも近い感じがしてきましたw
今回サプライズと言えるのはVoodoo deadとフォーテット、邦楽では電気、ナンバガ、King gnuあたりでしょうか?
今一歩パンチが弱いかもwまあ、第一弾のジャクソン・ブラウンとルーファスがある分だけ、そうそう毎回サプライズばかりじゃないだろうとも言えますが、発表の時は欲張りになってますから、もっともっととなるのは仕方ないw
全体でみれば、やはりフジロックはバランスが良いですね。正直新旧取り揃えたバラエティ豊かなラインナップはフジロックの魅力ですから。個人的な思い入ればかりが揃うのが良いと言うものではないかもw
サマソニに1975が出るのは悔しいですけどw正直1975はパフォーマンスを激しく見てみたいだけに結構痛い、と言うかスパソニに1975目当てで行っちゃうかもしれません。
ヘッドライナーも決まり、これから期待したいのはグリーンのヘッド近辺の大御所よりホワイトやレッドのトリや夜のメンツですね。
ヘヴンのトリあたりも固まりつつあるので、ちょっとアメリカーナ系はもう期待できないかもしれません。
個人的な実現性無視での希望を言えば、B・ホーンズビー&ノイズメイカー、I'm with her、新作リリースが控えるルシンダ・ウィリアムス、Infamous stringbusters、不動のギリアン・ウェルチとパンチブラザーズですかねw
まだまだ序の口のアーティスト発表、さらなるサプライズを期待します。
と言うか、ちょっと開催も難しくなってきた感じですが、夢だけは見させてもらいましょうw!
オムニバスは期待したほど良いものはない? ハル・ウィルナー逝去
オムニバスアルバムは厄介です。
参加アーティストは文句なし。これだけのアーティストが揃っていれば間違いないだろうと思ってワクワクしながら購入してみると、これが全体の印象がしょぼい。
加えて目当てのアーティストの楽曲が、結局ボーナストラックとかベスト盤に収録されてオムニバスアルバムは聞かれることなく埃をかぶる…
オムニバスあるあるだと思います。
ただ、良いオムニバスは知らなかったアーティストとの出会いがあったり、思いがけないアーティストの再評価につながったり収穫があるのも確かです。
思い出す限りで、このオムニバスは買って良かったと思うものは少ないものです。
何度も聞き直すオムニバスの中でも、とりわけ印象深いものの中にこの二枚があります。
クルト・ワイルの楽曲を集めた「星空に迷い込んだ男/クルト・ワイルの世界」と映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のインスパイア盤としてリリースされた海賊の歌を集めた「SON OF ROGUES GALLERY: PIRATE BALLADS, SEA SONGS & CHANGES」の二枚。
この二枚は、アルバムのテーマに合わせた楽曲が統一感をもって揃えられている上に、新たなる解釈アレンジが施されていて聞いていて発見がいくつもあります。
その上、豪華アーティストの絶妙な組み合わせなどもあって飽きることがない。
R・トンプソン、N・ケイヴなど大御所からJ・ホランドのような渋めの若手まで、セレクトも幅が広く絶妙です。
個人的にはパーフェクトに近いオムニバス盤だと言っても良いです。
この2枚のアルバムを手がけたのがハル・ウィルナー。
映画音楽なども手がける才人で、個人的にはルシンダ姐の「WEST」を手がけたことなどが記憶に新しいですが、何よりもこの2枚のオムニバスでの仕事が印象深いです。
センスが良いのでしょう。2枚の参加アーティストは絶妙としか言いようがなく、大御所だけ集める訳ではなく、ジャンルも多彩でキャリアで見ても幅広い。
かといって意外性だけを狙った風でもなく、聞けば納得のセレクトと思えるあたりに、ハル・ウィルナーのセンスの良さが光ります。
それほどオムニバスを聴き込んでる訳ではありませんし、オムニバスを専門に手がける人を多く知ってる訳ではありませんが、ハル・ウィルナーのクレジットがあると興味が湧きます。
他にもいくつか彼が手掛けたオムニバスがあるので、このようなきっかけとはいえ、聞いてみようかなとも思っています。
享年64歳、コロナウィルスも原因の一つだったようです。
思った以上に若い年齢でした。合掌。
よりブルーグラスを楽しむために infamous stringbusters "we'll do it live"
パンチブラザースのライブでお馴染みの「Rye Whisky」の掛け合いや、アイリッシュトラッドでいうところのジグの演奏の時、クリス・シーリはとても嬉しそうです。
それを見る度、クリスがブルーグラスを愛しているのを再認識してほっとします。
パンチブラザースは世間一般のブルーグラスのイメージを破壊している。そして、新しい「これからのブルーグラスを創造している」と思います。
この驚くべき素晴らしい偉業を進めるクリスが信用できると思えるのは、やはりブルーグラスらしい楽曲を楽しそうに演奏するクリスを見た時に尽きるのです。
クラシック、ロック、ジャズ、テクノなどあらゆる音楽スタイルを咀嚼し尽くす勢いのクリスの音楽に没頭する度に、ふと思うのは自分が聞いているのはブルーグラスで、それを好きなのか?クリス・シーリというアーティストが好きなのか?という疑問なのです。
そんな自分に、いやブルーグラスも素晴らしい音楽だと思わせてくれたのが、infamous stringsbustersでした。
パンチよりも数段日本では無名、とにかくアメリカーナのルーツになる音楽の殆どが邪険にされている日本で、infamousがニュースになることは、ほぼゼロでしょうw
私が、このバンドを知ったのは、イーファ・オドノバンやサラ・ジャローズがゲスト参加したアルバム「Ladies&Gentleman」ででした。
よくよく調べるとパンチのクリス・エルドリッジが創設メンバーのバンドで、パンチの系譜にあるバンドでしたが、それまで知ることがありませんでした。
このバンドは洗練されてはいますが、アーティスティックな傾向が強いパンチに比べるとオーソドックスなブルーグラスのスタイルを取っています。
パンチの様な奇抜さや、ジャンルを横断したりはしていません。
王道なだけにキャラは強くありませんが、アメリカ各地を回る百戦錬磨のライブ巧者の様な勢いや楽しさを感じることができます。
特にこのライヴ盤のinfamousは、まさにブルーグラスのライヴの楽しさを感じさせてくれる一枚で、観客の盛り上がりも凄いです。
特に後半に行くにつれ、スライドギターの疾走感やバンジョーの早弾きの連発、コントラバスの重低音が相まって、怒涛の盛り上がりを見せます。
あのジグを演奏するクリスのはしゃぎっぷりは、こういったブルーグラスのカタルシスを知っているからこそのはしゃぎっぷりなのだろうと思います。
ライヴ盤としてシンプルに素晴らしく、ブルーグラスの魅力や、アイリッシュトラッドからアパラチアンミュージックへの系譜と伝統を実感できる素晴らしい内容です。
パンチ以上に生で見てみたいバンドですねw
なかなか手に入りにくい作品ですが、見かけたら是非。超絶オススメですw
フジロック2020 出演アーティスト第一弾 とちゅー結果発表
コロナ騒動で開催も危ぶまれるフジロック。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
ついに第一弾発表となりましたが、結構熱狂的に受け入れられているようで、何よりですw
個人的にはちょっとロックバンドよりかな〜なんて思いますが、予想としては今回5組的中で、近年稀に見る好スタートを切れたかな?といったところです。
Srokes、Tame Impara、FKA Twigs、Floating Points、Mura-Masaの以上、5組。
とはいえ、これは結構予想出来たアーティストばかりですねw
やっぱり大穴当てないとダメですねw
にしても、Tame Imparaの人気は凄いですね。去年NYのフェスでヘッドライナーになっていて驚いた記憶がありますが、それからあっという間にヘッドライナーで納得どころか熱狂されているのだから驚きます。
ただ、これで噂のレイジがヘッドライナーになると、全てギターバンドという近年では珍しい、王道ロックフェスといった感じになります。
それが個人的にはちょっと物足りないというか、ギターバンド自体に執着がないので、もっとバラエティ豊かになってもいいかなと思ってしまいます。
個人的に嬉しかったのはルーファス・ウェインライトですね〜。来て欲しいとは思っていましたが、フジロックは色が違うのかな〜と思っていただけに嬉しいですね。
個人予想でいえば、グリーンでルーファス〜エルトン・ジョン、もしくはルーファス〜Lizzoって流れは全然ありなんですけどね。LGBT+圧倒的な歌唱力流れで面白いと思うんですけど、いかがでしょう?
苗場で是非名曲「Beautiful Child」の熱唱を聞きたいです!
もう一つはジャクソン・ブラウン。これは予想できないですねえ。レジェンド枠と言われるかもしれませんが、ジャクソン・ブラウンはバリバリ現役でツアーをこなしているので、レジェンド枠に入れるのは失礼というものです。
個人的には以前に一緒にツアーをして好評を博したグレッグ・リーズを引き連れての出演をしてくれたら泣きますねえ。米国でも大好評だった組み合わせだけに期待してしまいます。
今の流れだとレイジが来そうですが、個人的にはエルトン・ジョンを押したいですw
邦楽アーティストが未だ出てきていないので、ここでぐいっと引き付けたいところですが、さてさてどうなることやら。
特に電気グルーヴ復活は、結構自信ありで、ひょっとするとヘッドライナーじゃなくてオープニングアーティストで金曜日一発目もあり得るんじゃないか?と期待しています!
早めに第二弾を発表して欲しいですね。というか、まずは開催が第一希望ですけどねw
グリーン
A 電気グルーヴ、エルトン・ジョン、King Gnu、東京事変、Lizzo
B Rage Against Machine、Coldplay、Taylor the Creator、Tame Impara、Chance the Rapper
C Beck、Tool、Foo Fighters、Pearl Jam、Lana Del Ray
ホワイト
A FKA Twigs、Foals、Floating Points、Iggy Pop、Britany Howard
B David Byrne、Battles、Big Thief、筋肉少女帯、人間椅子
C Strokes、Number Girl、Idles、Stereo Lab、坂本慎太郎
レッド
A Chai、Snail Mail、ジャミラ・ウッズ、Creepy Nuts、ライムスター
B Rex Orange County、Mura-Masa、サンダーキャット、Sufjan Stevens、Crk/Rcks
C シャロン・ヴァン・エッテン、田我流、King Krule、ゆるふわギャング、
ヘヴン
A イ・ラン、元ちとせ、Haim、Jagatara、カーネーション
B 細野晴臣、Answer to remember、Mel-Raw、曽我部恵一、ステレオチャンプ
C OOIOO、幾何学模様、Bad Bad Not Good、東京スカパラダイスオーケストラ
苗場食堂他
A パソコン音楽倶楽部、Whitest Boys Alive、アナーキー(バンド)、
チャランポランタン、Charlie XCX
B コトリンゴ、青葉市子、フランク・オーシャン、Begin、テイラー・スウィフト