殿堂/名盤

この歌を作ってくれたのだから、一生食べていける権利がある Silvia Perez Cruz

www.youtube.co 長年音楽を聴き続けていると、「こんな素敵な曲を作ってくれたのだから、一生食べていける権利くらいあげたい」と思うことがありますw 一人毎日一円でも良い。その歌を愛するリスナーが毎日1円、月30円程度で払い続ければ、少なくとも食べ…

隠れた名盤候補筆頭 Bonny Light Horseman

アメリカーナを定義付けするという難題を自分に課したりしているのだけれど、これに対する答えはないと思っていて、移民たちによってアメリカでグチャグチャにかき混ぜられたミクスチャーミュージックというしかないでしょう。 だからこそジャズやカントリー…

思いつくままにアメリカーナ その1 スペースカウボーイOST

コロナでEDMとか消えた気がするなあ…などと思っていたら、ダフトパンクが解散してビックリしましたw ダフトパンクって解散するんだ…と変に感心してしまったりして。 群れになって馬鹿騒ぎって音楽の大きな楽しみ方の一つだったと思うけれど、それが時代的に…

ディランより偉いかもしれない ジョニ・ミッチェル「シャイン」(Joni mitchel "Shine")

ここ数年、ボブ・ディランの周辺は話題豊富で熱かったと言わざる得ません。 極め付けはノーベル平和賞で、誰もが驚き、ディランの偉大さに感嘆しました。 ただ、個人的には何度目かの絶頂期と言われるディランの最新作を聞くのさえためらわれるのが常だし、…

シティポップの理想形 高橋幸宏「A Night in the Next Life」

www.youtube.com シティポップ全盛ですね。竹内まりやや山下達郎を筆頭にニューミュージックと呼ばれていた音楽が名前を変えてイマドキに舞い戻ってきています。 しかし、ほとんどがブラコンテイストを内に秘めているものが多い傾向です。 それ以外にも洗練…

懐底なし沼の才人  〜Paul Simonの底なし沼〜

ワールドミュージック系の方々へのちょっとした不信感があるとすれば、それは多様性を求めてWMへ傾倒していった筈が、いつの間にやらWM崇拝という狭い枠に固執するのが本末転倒のように見えるからかもしれません。 よりマニアックに音楽を求め、うるさ方にな…

中毒性が高いのはテクノ BGMにテクノ ジョン・ホプキンスの絶妙なテクノ具合〜

ジョン・ホプキンスはテクノ畑では五本指に入るお気に入りのアーティストです。 あのレイハラカミがとりつかれたように聞いていたという逸話を聞いて手をだし、そのままその魅力の虜になりました。 ドラムンベース系のアーティストやデトロイト系より分かり…

今日の掘り右衛門 Merry Clayton"Mary Clayton"

このジャケットだけで、どんぶり3杯はいけるでしょw アナログで奇跡の1000円で購入wこのジャケットはアナログ映えします。 そんなに少なくない音楽愛好家は、ストーンズの名曲「ギミー・シェルター」での彼女の歌声を聞いて、黒人音楽への思いを強くした人…

事故か?意図的か? Sly and the Family STONE" FRESH"

さて、アンプ&スライ&ロビーで、スライ好きによるスライ好きのためのアルバムに狂喜したら、本家スライの作品を堪能しなければならないでしょうw もちろんファンク史上、否、音楽史上に残るスライ三部作「スタンド」「暴動」「フレッシュ」を一通り堪能し…

(日本では)超無名、それでも光り輝く butterfly child

海外では人気があるのに、日本では全く…ていうアーティストを好きになるのは多いけど、このジョー・キャシディーことバタフライ・チャイルドは、海外でも残念ながら知名度が相当低いらしいw 元々1990年代に活動していましたが、その後活動を休止。そのまま消…

案外、読書にはテクノが似合う wunder 「wunder」

部屋を整理していたら愛聴盤が出てきました。 部屋に氾濫するCDはますますカオスと化していて、持っているCDさえどこにあるかわからないという体たらくは、どうにかしたいのですが… ただ、整理をしている内に出てくると、まるで購入したかのような喜びがあっ…

フェルナンド・シルヴァ “Miro por la ventana”

もし、ジョニ・ミッチェルの「Shine」が作品としてでなく、音がたまらなく好きだという人や、フィッシュマンズの浮遊感がたまらないという人がいれば、私は、この作品をお薦めしたいといつも思う。(果たして何人いるのかw) 2002年にリリースされ、カルロス…

Bring the Family/John Hiatt

久々にアナログで聴いてしまったw やっぱり怒濤の名盤だなあ。これは高校を卒業した頃、コステロやパブロック周辺の人に夢中だった時にニック・ロウとライ・クーダー、その上必殺仕事人のジム・ケルトナーがバックだって言うんで買った作品。購入時は、ジョ…