フジロック2019 寸評 一人じゃないって素敵なことね 七尾旅人 

 

 

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七尾旅人のライヴは何度も見てるけれど、バンドは初めて。

山本達久も参加しており、バンドでの演奏はどうなんだろう?と期待半分、不安半分だったのは確かです。

何せ弾き語りの時の七尾旅人の自由奔放さは過激でもあり、それが魅力でもあるからこそ、バンドではどうなるんだろう?と想像がつかないものでした。

結論からいうと、予想通りと言う感じ。

バンド形態の新作からが多い中、ローリンローリンとサーカスナイトを演奏。

魅力的ではあったけれど、ソロの自由さと果てしない感じがなく、むしろこじんまりしてしまった印象がありました。

長年夢だったと言うバンドでの演奏は、むしろ本人を縛りつけてしまう感じがあって、魅力的な寄り道やインプロ、サンプラーを駆使した想像破壊的wな超絶ソロプレイがないのは寂しい。

本人もそのギクシャク感は自覚しているようで、どうにも無邪気に笑ったりすることなく奥歯に何か挟まったような口調が多かったように思います。

ソロもやりつつ、時々バンドがいいのでしょう。

その時は、七尾旅人の荒唐無稽な振る舞いをがっちり受け止めてくれるベテラン達で固めるのがいいんじゃないかとw

内橋和久、梅津和時大友良英などがいいんだろうなあwやっぱりw