突然トッド・ラングレンのごとく Rostamのどうやってもポップソング
元ヴァンパイアウィークエンドという冠が意味をなさない異色のポップシンガーがこのRostam。
ノンサッチャーとしては大注目のアーティストですが、この人一筋縄でいかない。
ポップソングを量産しているですが、美メロながら必殺のポップフレーズで聴くものを鷲掴みするタイプではありません。
むしろ楽曲の構造やサウンドプロダクションはアヴァンギャルドだったりフリーミュージックに近いところがあって、決してとっつきやすくない。
全体的な印象は超ポップなのにディテールを突き詰めるとアヴァンギャルド。
これって天下のポップ職人トッド・ラングレンに非常に近い印象がある。
何をやってもポップソングになってしまう業を感じるところも一緒。
ポップソングを作る故にマニアックになってしまうこのタイプの人は、落ち着くところは通受けするアーティストになってしまうのが容易に想像できるのが切ないですw