ギリアン姐によるドリー・パートン追悼動画

ギリアン姐によるドリー・パートンの「Coat of Many Colors」カヴァーと「Elvis Presley Blues」を披露しています。感動的。

ドリー・パートン逝去から間を置かず披露されたもののようです。

ドリーは日本で思っている以上にアメリカでは特別な存在で、様々な形で追悼がされている中でのギリアン姐による素晴らしいパフォーマンス。


ドリーだけでなく、W・ネルソン、E・プレスリーなどが録音した歴史的なRCAスタジオBでのパフォーマンス。
ギリアン姐もこのスタジオでリリース25周年を迎えた Time (the Revelator)』を録音したのだそう。

ギリアン姐の台無しになった10歳の誕生日のパジャマパーティで失意のどん底にいた時翌日にドリーに会ったエピソードなど超レアな話もファンにはたまりませんでした。

映像も素晴らしく、ギリアン姐の映像らしく、ごくごく日常的かつシックで、滋味深い映像に仕上がっています。
何気にバンジョーを演奏するギリアン姐を見れるのも希少かと。

ギリアン姐の歌声に酔える動画に仕上がっています。

インタビュー記事はこちら

Exclusive Premiere: Gillian Welch and Dave Rawlings Perform Dolly Parton’s “Coat of Many Colors” – Garden & Gun

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ギリアン姐さんのデッド

なんだかfacebookが面倒臭いことになってきたので、こちらへ引っ越そうかと思っています。ギリアン姐の日本での僅かな灯を消さないためですw

 

今年から始まったギリアン姐のデットトリビュートライブですが、静かに盛り上がり続け、アンコール公演を続けています。

インタビューを読むと、その意図がよく分かります。

これについても、いずれ書きたいと思いますが、とにも書くにも動画をご覧下さい。

美しいハーモニー!デイヴの素晴らしいギター!

単なるトリビュートではなく、ギリアン姐の音楽に対する核を狙い定めた素晴らしい企画であることが分かる筈です。

こうなったら、フィジカル音源をリリースして欲しいと切に願うばかりです。

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一発屋どころか実力派 Bruce HornsbyのJazz Album”Camp Meeting"

ブルース・ホーンズビーは、こと日本では相当誤解されているアーティストの一人でしょう。

80年代に大ヒット曲「Way It is」があるものの、その後、ジャンルレスな作風や活動もあって、情報が入らない(捉えきれない)為に日本では「一発屋」のイメージしかありません。

かくいう自分もB・ホーンズビーを「愛は勝つ」のKANのようなイメージで捉えていました。

日本のK ANが優れたピアノ弾きでありアーティストであったように、ブルースも同じだったのを知ったのは、21世紀にとっく突入してからでした。恥ずかしながら。

実はグレイトフルデッドに加入していたり、一筋縄ではいきません。

ものは試しとNoisemakersとのライブ盤「Here Comes Noisemakers」を聴いて驚きました。

オープニングからエンジン全開。まずイメージしたのはデッドではなく、ザッパでした。

小気味よい転調や変質的なリズム。にも関わらずポピュラーミュージック。

 

これほどまでに魅力的なアーティストだったのか!

 

と臍を噬む思いでした。

 

しかし、ブルース沼はそこで終わりません。

ちょっと禿げ上がりそうな内気な白人おじさんのようなルックスからは想像ができないくらいアグレッシブでクリエイティヴな作品を連発していることがキャリアを追うごとに判明していきます。

最近ではインディークラシックの雄ymusicやボン・イヴェール、ハイムなど、ジャンルを横断して様々な新進気鋭のアーティストとてらいもなく共演するあたり、地味なD・バーンのような懐の深さもあります。

個人的には広義な意味でアメリカーナのアーティストと思っていて、カントリー、ブルーグラス、ジャズ、ファンク、ロックンロール。アメリカで生まれた音楽を再構築し続けるアーティストの認識です。

その中でも異色な作品と言えるのが「Camp Meeting」です。

ジャズ畑の猛者クリスチャン・マクブライドとジャック・デジョネットとのトリオ作で、カヴァーしているのが、バド・パウエルやM・デイヴィス、O・コールマン、コルトレーンといったジャズジャイアント達の楽曲。

ロックファンからもジャズファンからも恐らくスルーされてしまったジャンルレスな2007年の一枚なのでしょう。相変わらず謎なセンスのジャケットも健在ですw

勿論内容は充実しているし、ここでもブルースは洗練された演奏を披露しています。

これがブルースの弱点だと個人的には思っていて、インパクトやアグレッシヴさより聴きやすさが前面に出てしまうため(ここが魅力でもあるんですけどね)、コアなファンには物足りない印象を与えてしまう。

とはいえ、作品はやはり素晴らしいです。

攻めた選曲にザッパmeetsマイルスmeetsシティポップといったアグレッシヴなアプローチなのに、日曜日の午後にのんびり聴いてもハマってしまうポップさです。

特にC・マクブライドのベースが痺れます。ブルースのいつものピアノの背後で煽り立てるような攻撃的なベースを聴かせていて、Noisemakersにはない彩りを添えています。

デジョネットのドラムもバド・パウエルの「Un poco loco」などエッジが効いたプレイを見せています。

願わくば、ブルースがソロやNoisemakersなどでは見せない側面を見せていればと惜しまれますね。

それがない故にブルースファンが歓喜するアルバムの域を出なかったのではないか。

とはいえ、インプロやセッションのせめぎ合いが楽しいジャズの入門編としても魅力的な一枚。

おすすめです。

 

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今年も天才は働いていた キャロライン・ショウ

 

 

 

昨年から今年にかけて、妄想していたのは、クリス・シーリーvsキャロライン・ショウの怪物的天才同士の対決(共演)でしたw

ザッパ的な雑食性をいかんなく発揮し、ヨーヨーマを飲み込み、メルドーに歌を歌わせてしまう大物食いを得意とするクリス。

一方、明確な世界観を揺らがすことなく、ymusicやso parcussionなど声楽、四重奏、アカペラ?まで独自の美学を拡大し続けるキャロライン。

この二人のワーカホリックっぷりと多彩さには、本当に頭が下がります。

ということで、クリスに一歩も引かない(個人見解)キャロラインのPVをどうぞ。

なんか共演の噂がチラチラ聞こえてきているので、激楽しみにしているんですけどw

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ストーンズはAppleのCMで聞いた女の子

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巷で(勿論、好きものの間でですがw)評判のMolly Tuttle。

ルシンダ姐やギリアン姐は言うまでもなく良いのだけれど、カントリー畑で言えば、少々亜流と言わざる得ません。

女伊達らというか、ダミ声だったり、従順じゃなさそうだったり、正統派の女性Voとは言い難いのは仕方ない。

エミルー姐のような正統派リスナーさえも溜飲をさげざる得ないような歌い手も出てこないといかんのではないかと、極東で勝手に憂いていたところで、Mollyの登場は吉報でした。

声、ルックス、サウンド、どれをとっても正統派。

1994年生まれ。少女時代から天才的なプレイヤーとして名を馳せ、13歳で父親と連名でデビュー、1stアルバムはエヴァーグリーンなサウンドの快作で、一気に名を馳せました。

2ndでは気鋭のアーティストのカヴァー、FKAツィッグスやナショナルのカヴァーと新世代であることを高らかに示しています。

特にストーンズの「She’s a rainbow」は、いかにもAppleのCMでストーンズが好きになりましたといった軽やかさがあり、出色の出来です。

モリーのフラットピッキングの腕は素晴らしく、ギタープレイ自体は、なんとデイヴ・ロウリングに大きな影響を受けたとか。

デイヴも「彼女のプレイは間違いない」と太鼓判を押すほどですから大したものです。

 

彼女の1stから先日リリースされた3rdまで作品は手堅い。

3rdには、ファンからゲストを活かし切れていないとか、ソングライティングに目新しさがないと手厳しい言葉が続いていましたが、それもこれも彼女への期待が大きいからに他なりません。

モリーのギターサウンドはアナログ映えするのではないかと思い、1st、2ndを購入しましたが、これはレコード会社が手抜きなのか、近年稀に見る音の悪さ。

モヤがかかったような音で、肝心のモリーのギターが奥に引っ込んでしまっていてもどかしい。

配信の方がギターが前に出ていて、インパクトもある強靭なサウンドなので、アナログはおすすめしません。

3rdはノンサッチなので改善されている可能性が高いのですが、2枚とも音が劣悪だったので二の足を踏んでしまっています。

 

誤解なきようお願いしますが、モリーはこれからアメリカーナシーンを引っ張っていく若手なのは間違いありません。

ベラ・フレック同様、バッキングの名手のような存在になりがちなシエラ・ハルやサラ・ジャローズと共に、アメリカーナ女性シーンを活気づけてくれることを期待したいものです。

 

ついにあのプロジェクトが本格始動?

 

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ひっそりとリリースされた1stアルバムで、アメリカーナ愛好家に大きな衝撃を与えてくれたBonny Light Horsemanが再始動するようです。

アナイス・ミッチェルのソロアルバム、Big Red Machineでテイラー・スウィフトと肩を並べてのボーカル参加など、アナイスの活動は活発だったので、余り「遂に」感はありませんが、それでもあの奇跡的なアルバムを再びと思うファンにとっては、待望の活動再開です。

 

もう、リリース発表などではなく、サブスクで新曲をリリース。ついでアルバムリリース日時の発表が普通。

Bonnyも例にもれず、10月の新作リリース発表と時を同じくして新曲がアップされています。

ただ、これが聞いてみると普通なんです。

あのヒリヒリとした緊張感。古典のカヴァーと言うルールの下、あの濃密な空気の中で解き放たれる歌声と無駄のない演奏に比べると新曲は少しルードな印象が強いです。

さて、新作はいかに?

とはいえ、あのユニットが駄作を作るとは(今のところ)到底思えません。

先ずは次の作品発表を待とうと思います。

少しドキドキです。

良きリスナーは良きアーティスト Bruce Hornsby

良いリスナーが良いアーティストにちがいないと思うのは、D・バーンのプレイリストを見ていると、なかなかの説得力を持ちます。

バーンがStビンセントと共演をしたり、かつてはカエターノ・ベローゾと連名のライヴアルバムをリリースしたりすると話題にもなるますし、注目を集めますが、日本では一発屋の印象が強いだけにスルーされてしまうのがブルース・ホーンズビーでしょう。

かつてはグレイトフルデッドに参加したり、最近のアルバムではymusicやジャミラ・ウッズと共演。

なかなかにめざとく新進気鋭のアーティストと共演していますが、先行シングルでフューチャリングされているのは、なんとブレイク・ミルズと分かっているな~という感じです。

あまりにもアクロスザボーダー過ぎて、ジャンル分けが難しく話題にも上がりにくいですが、ノイズメーカーズ名義になってからの彼の作品は常に注目に値します。

新しい音楽の視座が欲しい人は、彼の音楽を追っかけることをお勧めします。

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