ディランより偉いかもしれない ジョニ・ミッチェル「シャイン」(Joni mitchel "Shine")

ここ数年、ボブ・ディランの周辺は話題豊富で熱かったと言わざる得ません。 極め付けはノーベル平和賞で、誰もが驚き、ディランの偉大さに感嘆しました。 ただ、個人的には何度目かの絶頂期と言われるディランの最新作を聞くのさえためらわれるのが常だし、…

時代錯誤で最高な一枚 「Rachael&Vilray」

今やアメリカでは闇に葬られた感のあるウディ・アレンは、こう言いました。 「1930年あたりのジャズは、まるでハチミツのお風呂に入っているような気持ち良さがある」 この言葉は、戦前のジャズやブルース。まだ明確にジャンル分けのできない「ただ単にポピ…

Lucinda Williams"Little Honey"(アナログ) メルカリも捨てたものじゃない

遅まきながらメルカリに手を染めていますw 主にアマゾンとユニオンを主戦場にしていましたが、メルカリにも結構お宝があって、しかも値段設定がざっくりしているので拾いものがあったりします。 ここのところルシンダ姐熱が再燃していまして、しかもやっち…

先輩たらしクリス・シーリ、遂にヨーヨーマを落とすw Not Our First Goat Rodeo

以前、三軒茶屋でみた七尾旅人が内橋和久とライヴをやった時、七尾旅人の内橋へのいじりが激しくて、ちょっとヒヤヒヤするくらいでした。 先輩扱いがうまい、甘え上手。色々言い方はあるけれど、七尾旅人も先輩たらしなのでしょうw 先輩を先輩とも思わない…

nora jonesを侮ってはいけない  Mercury Rev"Delta Sweete Revisited"

マーキュリー・レヴの最新作は、女性カントリー・シンガー、ボビー・ジェントリーの1968年のアルバム『ザ・デルタ・スウィート』を独自に解釈した作品で、オープニングを飾るノラ・ジョーンズの曲が泥臭格好よくて、一発ノックアウトでしたw ここだけの話で…

ルシンダ・ウィリアムスの厚み world without tears

www.youtube.com 先日、ネットで偶然ルシンダ姐の「world without tears」のアナログを発見して、即購入しました。よもやのアナログゲットw日本に入ってきていたこと自体が奇跡のようw まさかアナログが入手出来るとは思ってもいなかったので、柄にもなく…

バンクシーとは? Massive Attackファンから遠く離れて

今回は音楽の話ではありませんw アメリカーナ!ギリアン!パンチブラザース!といつもわめいていますが、実はマッシヴアタックのファンでもありまして、フジロックのベストアクトベスト3にマッシヴは入ると公言しています。 そのマッシヴアタックの3Dでは…

フジロック2020 出演アーティスト発表! 順調に8組的中wまずまずですかねw

グリーン A 電気グルーヴ、エルトン・ジョン、King Gnu、東京事変、Lizzo B Rage Against Machine、Coldplay、Taylor the Creator、Tame Impara、Chance the Rapper C Beck、Tool、Foo Fighters、Pearl Jam、Lana Del Ray ホワイト A FKA Twigs、Foals、Floa…

オムニバスは期待したほど良いものはない? ハル・ウィルナー逝去

オムニバスアルバムは厄介です。 参加アーティストは文句なし。これだけのアーティストが揃っていれば間違いないだろうと思ってワクワクしながら購入してみると、これが全体の印象がしょぼい。 加えて目当てのアーティストの楽曲が、結局ボーナストラックと…

よりブルーグラスを楽しむために infamous stringbusters "we'll do it live"

パンチブラザースのライブでお馴染みの「Rye Whisky」の掛け合いや、アイリッシュトラッドでいうところのジグの演奏の時、クリス・シーリはとても嬉しそうです。 それを見る度、クリスがブルーグラスを愛しているのを再認識してほっとします。 パンチブラザ…

フジロック2020 出演アーティスト第一弾 とちゅー結果発表

コロナ騒動で開催も危ぶまれるフジロック。みなさん、いかがお過ごしでしょうか? ついに第一弾発表となりましたが、結構熱狂的に受け入れられているようで、何よりですw 個人的にはちょっとロックバンドよりかな〜なんて思いますが、予想としては今回5組…

フジロック2019 活動停止した彼女 mitski"Be the cowboy"

fujirock2019でベストアクトを挙げろと言われたら、多分ジャネール・モネイじゃないかなとは思うのですが、今持って引きずり続けているのがmitskiだったりします。 レッドマーキーのトリを担ったmitskiのライヴは、フェスらしからぬルードで繊細なライヴで、…

フジロック2020 出演アーティストはこれだ!? 色々よぎる出演アーティスト候補

そろそろフジロックのアナウンスも増えていって、第一弾発表への期待が膨らむ時期になってきました。 今年の出演で注目は、なんといってもレイジですね。 レイジ、テーム・インパラ、テイラー・スウィフトあたりが、ヘッドライナーに食い込んでくるかどうか…

フジロック2020 出演アーティスト予想! 今年はエルトン・ジョンが来るw!!!

フジロックの楽しみの一つは、やっぱり出演アーティストを妄想することですねw お正月からソワソワしてw、ああじゃないこうじゃないなんて、仲間内で言い合うのは無性に楽しいものです。 野球ファンがキャンプシーズンに、こうすれば優勝できるみたいな妄想…

フジロック 2020 出演アーティスト 予想!Fujirock 2020 出演アーティスト今年も当てていきます!

明けましておめでとうございます。遅ればせながらのご挨拶になります。 さて、一発目はやはりフジロック出演者予想です。 昨年は8アーティストほど当てる快挙を成し遂げましたが、今年も狙っていきますw なにやら「フジロックかわります」など意味深な告知…

ハウスと思ったことは一度もないw ムーディーマン

個人的に生涯ベストクラスのアルバムの一つがムーディマンの「ブラックマホガニー」で、ついで本作を初めて聞いた時の印象は「おっしゃれ〜」でしたw ところが聞いている内にオシャレと言うよりは、なんかブラックカルチャーの怨念がへばりついていると言う…

ロジャー・ウォーターズ ピンクフロイドでもプログレでもなくシンガーソングライターとして…の考察

生涯ベストのアルバムを時折考えたりしますが、その中にピンクフロイドの「ファイナルカット」が恐らく入ります。「狂気」でも「原子心母」でもなく「ファイナルカット」です。 よくこの話をするとプログレファンやフロイドマニアが僅かに顔を歪めたものです…

まさかアナログと出会えるとわっ! バディ&ジュリー・ミラー「チョーク」

ここ日本において、アメリカーナ系のアルバムはただでさえ流通が極端に少なく、店頭で出会う率は限りなく0に近いでしょう(泣) ましてや、そのアメリカーナの中でもいぶし銀などと言われるアーティストとなったら最早見かけただけでも奇跡というものです。 …

世が世だったら洋楽ファンだった人の受け皿? ずっと真夜中でいいのに@ZEPP東京

YouTubeでの爆発的なアクセスで話題になった「ズトマヨ」のライヴにお誘いがあったので好奇心から行ってみましたw フジロックレッドマーキーでのライヴをチラ見した時にオープンリールのテープデッキでスクラッチみたいなことをやってて、オモロそうと思った…

ジャケ買いはアリかなしか? ルイーザ・ブリーナ

音楽ファンの間で永遠のテーマの一つは「ジャケ買いは、ありかなしか?」でしょうw 正直、ジャケ買いで好きになったアーティストが誰しもあるのではないでしょうか? 私は結構「あり派」です。 ジャケットでピンとくることが結構あって、それが当たる確率が…

未だ残響が止まらない〜ディアンジェロ「ブラック・メサイア」

久方ぶりにディアンジェロの「BM」を聴きました。 CDでずっと聴いていたけれど、たまたま安価なアナログを発見し、購入したからです。 2014年リリース。もう5年も経ったのかという感慨を持ちつつですw 強烈に印象に残っているのは、その年を象徴したのがデ…

それは初期ビートルズのそれの位置づけw シルビア・ペレス・クルス

来日をきっかけにシルビアの情報が入るようになって嬉しい限り。 再来日公演は、公演時間に物足りなさを感じるものがあったとはいえ、素晴らしい内容とシルビアの歌い手としてのスケールの大きさをまざまざと見せつけられるものでした。 シルビアのアーティ…

シティポップの理想形 高橋幸宏「A Night in the Next Life」

www.youtube.com シティポップ全盛ですね。竹内まりやや山下達郎を筆頭にニューミュージックと呼ばれていた音楽が名前を変えてイマドキに舞い戻ってきています。 しかし、ほとんどがブラコンテイストを内に秘めているものが多い傾向です。 それ以外にも洗練…

ブリタニー 炎情

そもそも情念の人なんだけど、ソロ1stの炎情ぶりが素晴らしい。 アラバマ・シェイクスも素晴らしいんですけど、どうも一本調子の印象が1stであったのは確かで、逸材だけどアラバマでやっていくと単調になりかねない危うさがありました。 ところが2ndで、…

来日直前!Silvia Perez Cruzの謎のアルバム  ”Llama"

待ちに待ったシルビア・ペレス・クルスの再来日公演。 スペイン・カタルーニャ地方が生んだ至宝。 ファドやジャズ、ポップスなどなどあらゆるジャンルを飲み込む素晴らしい歌い手であるのは、ファンならお分かりでしょう。 そんな彼女のバイオグラフィーに一…

無駄を無駄にしない  渋大祭

すみません、しばらく間が空いてしまいました。 子供に病気うつされたり、台湾へ行ったりと忙しない日々に奔走してました。 さて、日本が誇るジャズ民族集団渋さ知らズの30周年記念「渋大祭」に行ってきました。 色々なご縁があって、渋さ知らズとは長い付き…

変わらずに変わっていく  B・ホーンズビー「Absolute Zero」

何回か言っていますが、B・ホーンスビーは一発屋のイメージがあります。 日本で言うと「愛は勝つ」のKANのイメージでしょうか。 ところが、ブルースはその後、Greatful Deadに加入したり、独自の路線を進み、およそパブリックイメージとは逆のノイズメーカー…

フジロック2019 寸評 裏ベストはブルースブッチャーズ

今年のフジロックは、初日に見たいアーティストが集中。 2日間にしようかと思ったら、大本命のキュアーが最終日ということで、3日間参加になったのもある。 キュアーは別格として、本命ベストはジャネール・モネイだったと思う渋さチビズや中村佳穂、オリ…

フジロック2019 寸評 きっぷが良い男 オリジナルラブ

思えば、渋谷系の三巨頭といえば、フリッパーズ、ピチカート、そして、オリジナルラブでした。 ただ、ニューウェイヴ、ネオアコの匂いを残すフリッパーズとピチカートに比べて、オリジナルラブはいち早くジャズやソウルの方へシフトしていました。 そのせい…

フジロック2019 寸評 一人じゃないって素敵なことね 七尾旅人 

七尾旅人のライヴは何度も見てるけれど、バンドは初めて。 山本達久も参加しており、バンドでの演奏はどうなんだろう?と期待半分、不安半分だったのは確かです。 何せ弾き語りの時の七尾旅人の自由奔放さは過激でもあり、それが魅力でもあるからこそ、バン…