2021-01-01から1年間の記事一覧

四月になれば、彼女は… ファナ・モリーナ覚醒

タイトル、あんまり意味ありませんw ファナ・モリーナといえば、アルゼンチン音響派がROVOの勝井祐二などと交流を始めた頃に名前を知りました。 その時フェルナンド・カブサッキらと共に知名度を上げましたが、どこか内向的で繊細な感じで、あと一歩突き抜…

パンチだよ、全員集合!2022 

お祭りが始まる。 パンチが新作をリリースする時は、当然どんちゃん騒ぎでないといけません。 何せ、今世紀を代表する天才バンジョープレイヤー、クリス・シーリがスペシャリスト集団パンチブラザースを率いて、さまざまなジャンルを横断する作品を世に放つ…

音のプレゼント John Hiatt with The Jerry Douglas Band - "All The Lilacs In Ohio"

www.youtube.com 前作「Eclipse Sessions」」で、声の張りも曲も老いた印象を受けていたJohn。 新作はジェリー・ダグラスと共演の一報に正直、老いた者同士がケミストリーを期待して作っちゃう類の企画色の強い一枚くらいに思って期待していませんでした。 …

隠れた名盤候補筆頭 Bonny Light Horseman

アメリカーナを定義付けするという難題を自分に課したりしているのだけれど、これに対する答えはないと思っていて、移民たちによってアメリカでグチャグチャにかき混ぜられたミクスチャーミュージックというしかないでしょう。 だからこそジャズやカントリー…

ワーカホリック クリス・シーリ、完全ソロ作リリース決定!

今一度言っておきますが、クリス・シーリを天才と呼ぶことに全く躊躇いはありません。2012年に、あのマッカーサーフェローを受賞したと云う、つまり公然と天才と認定されたとほぼ同じ扱いを受けているからですw その活動のスピードと広さは、あたかもプロレ…

思いつくままにアメリカーナ その1 スペースカウボーイOST

コロナでEDMとか消えた気がするなあ…などと思っていたら、ダフトパンクが解散してビックリしましたw ダフトパンクって解散するんだ…と変に感心してしまったりして。 群れになって馬鹿騒ぎって音楽の大きな楽しみ方の一つだったと思うけれど、それが時代的に…

待望の再プレス? Sarah Jarosz / Build Me Up From Bones

4月にサラの傑作が再プレスされるようです。 なぜかジャズ方面からの評価もあったらしく、サラの名前を1ランク上に上げた2013年リリースの傑作。 アナログ盤は、その後市場から消え、なかなか売りにも出なくなっていました。 カラーヴィニールじゃなくても…

沈黙は金なり ジャズでもクラシックでもない Thomas Bartlett ‘Shelter‘

トーマス・バートレット。 ジャズにもクラシックにもトラッド系にも、どこにも属しているようで、どこにも属していないようで。 その不思議な立ち位置でありながら、ダヴマン(鳩男)名義、ニコ・ミューリーとの共作、そしてソロなど様々な名義で話題作を放…

もはや禅問答 細野晴臣 Vu Ja De

10inchのレコードをリリースする人に悪いアーティストはいないが持論ですw 最近ではティグラン・ハマシアン、イールズ、そして満を持しての細野さん。 そりゃあ気にならない方がおかしいってもので、偶然にもアウトレットを見つけて、格安のプライスだった…

明けまして おめでとうございます

いつも気ままにしかアップしていませんが、お付き合いいただきありがとうございます。 今年も気ままですwとりあえず昨年お世話になったアナログでご挨拶代わりでw にしてもコロナでリスニング環境も大きく変わりましたね。 でもって、最近はライヴ盤をよく…