Sarah Jarosz 新作リリース!

今やタナカンシーンの注目の的、サラ・ジャローズの待望の新作が6月17日にリリース決定。

天才少女と言われたサラは、デビューアルバムから注目を集めていましたが、2013年リリースのBuild Me Up From Bonesで一気に風格さえ感じさせるまでになった。

特に彼女の非凡な才能を感じさせたのがディランのカヴァー「Simple twist of fate」は、シンプルな演奏に彼女の歌唱力、表現力が際立つ出色のカヴァーだった。

 

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このライヴの模様を収録したミニアルバム Live at the troubadourも素晴らしく、S&Gのカヴァーでも、彼女の曲に対する解釈、表現力が強く伺い知ることができます。

それに何より、サラの余裕が感じられる演奏。彼女の演奏力もさることながら、無駄を限りなく削ぎ落した演奏は自信の表れと考えて良い筈。

若手としては余りにもシンプルかつ濃厚な演奏に驚くばかりです。

2015年、サラ・ワトキンス、イーファ・オドノバンと組んだユニットI'm with herで来日を果たしたサラ・ジャローズは、既にキャリア、実力共に充実期に突入している。

クリス・シーリとの共演なども経て、キャリアアップは万全だ。

正に今こそ注目して損のないタイミングでの新作リリースと言って良い筈。

タイトルは「Undercurrent」底流。

もっとも私的な作品と言っているようですが、それ以上に彼女が様々な経験を経て、どんな成長を遂げているか、が何より楽しみ。

オルタナカントリー、ブルーグラスの枠を強く意識しつつ、その枠を平気で飛び越えている彼女の感性と表現力と歌唱力に絶対的な信頼を置いているだけに、この新作は大きなステップアップになるんじゃないか?と、相当期待しています。

6月が楽しみ。