フレーズの魔術師 ガブリエル・カハネ

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サブスクに音楽の中心がシフトしてから、更に自分の聴く音楽が混沌としていて、自分でもどこを主軸にしているかよく分からなくなっています。

音楽のホワイトアウト状態というか、酩酊状態というか、そんな感じです。

最近のヘヴィロテはファナ・モリーナ、拳兄弟、シルヴィア・ペレス・クルス、キャロライン・ショウ、R・ウォーターズ、イールズそしてカハネ。

正直脈略もあったものじゃないですw

ゲイブリエル・カハネは、ノンサッチ文脈から浮上してきたブルックリンのSSWとのことですが、インディークラシックよりなのか、現代音楽に近いようです。

y musicとかとも交流があるようで、作品を聴くとSSWというより歌入りの現代音楽という印象を強く持ちます。

かつてヴァンヘイレンを称して、エディはギターテクというよりギターフレーズを作る天才という記述に強い印象を持っているのですが、カハネはピアノフレーズを作る天才のように思えます。

SSWの典型のような美しく繊細だけど、聞き流れてしまいそうなメロディですが、抜群に挿入される不協和音のようなピアノフレーズが耳に残ります。

ちょっと矛盾しているようですが、余りにも美しい不協和音が癖になるんです。

ノンサッチのアドで良いジャケットだなあと思っていた「Book of Travelers」

サブスクで仮聴きしてスルーしていました。不覚です。アナログをゲットしておけば良かったと後悔していますが後に立っていませんw

新曲がこれまた素晴らしく、新作ではクリス・シーリやイーファ・オドノヴァンも参加しているようなので楽しみで仕方ありません。

また楽しみなノンサッチャーが出てきて、うれしいやら困ったものやらです。

 

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