ワーカホリック クリス・シーリ、完全ソロ作リリース決定!
今一度言っておきますが、クリス・シーリを天才と呼ぶことに全く躊躇いはありません。2012年に、あのマッカーサーフェローを受賞したと云う、つまり公然と天才と認定されたとほぼ同じ扱いを受けているからですw
その活動のスピードと広さは、あたかもプロレス最強説を実践しようとするプロレスラーのようなブルーグラスの伝道師めいた活躍は、知る人であれば自明の理です。
そんなクリスもコロナの騒ぎの中で、活動を自粛せざる得ないことが沢山あったと思うのですが、そんな中でもパンチのストリーミングライヴを敢行、新作を録音しているという一報もあり、ファンを喜ばせてくれました。
と、こ、ろ、が、我がノンサッチから放たれたニュースは更に驚くことにクリス初の完全ソロ作リリース!
バッハのソナタのあれはソロ作じゃないの?と思ったのですが、プロデュースもクリスと云うことなんでしょうか?
以前、カーネギーホールで完全ソロ公演を敢行、その映像もさることながら、絶賛の嵐に、日本でもNHKホールとかでやってくれないものだろうか?と、目を泳がせたものですが、ついに皆で集まれないならソロでいいや!って感じでのリリースでしょうか?
新曲の映像も発表され、その孤高の狂気めいたクリスの勇姿に見惚れてしまいました。
なんとNYの古い教会を改修してスタジオにしたらしく、そのスタジオから放つ第一弾がクリスの完全ソロ作とのこと。てことは、ワーカホリックのクリスのこと、次々とアルバムをリリースするんでしょうか?ワクワクしないではいられません。
クリスファミリーともいうべき数々のアーティストを巻き込んで、爆裂するクリスの才能をとめどなく垂れ流ししてもらっても全然こっちは構いません、むしろ、やっちゃって欲しいものです。
Review: Chris Thile Is the God of Small Sounds - The New York Times